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  3月24日、NHKの特別番組でアルプスの解けた氷河から発見された新石器時代のミイラこと「アイスマン」のその後の調査結果が報道された。

このミイラことアイスマン発見のニュースをかいつまんで説明すると、

   今から20数年程前、登山者の老夫婦がイタリアとオーストリアをまたがるアルプスの岩陰で、溶け出した氷河の表層からミイラ化した男性の遺体を発見し、それがニュースとして世界に流れ、世の人に知れることとなったのである。

   発見されたミイラは、少なくとも、今から5000年ほど前の生きていた「新石器時代」の人間に間違いないらしく、衣服をまとい、非常食を携行し、山岳地帯で死亡していたことで耳目を浴びた。好奇心旺盛な私は、非常に興味を持って、この報道を注目した。

   しかし、このことは一回ぽっきり、そのことを伝えただけで、長年沈黙し、私自身もその後、どうなったのか、気かがりでいた。今回の特別番組は、その長年の沈黙を破るものであった。

発見されたミイラ「アイスマン」は、以後、冷凍保存されていたが、解凍し、解剖することとなり、学者たちの手によってあらゆる角度から分析され、その結果が公表されたものであった。

   ミイラには、お灸のツボの跡を示す刺青が残っていたという。死因は、背後から矢で射られ、瀕死の状態の中、石様のモノで右眼付近を殴打された結果の脳挫傷であった。また、胃内容物から、当時の主食とか調理方法まで明らかになった。興味津々の中身が報道されたが本書ではその一部だけを披露しておく。

   しかし、このアイスマンのひからびた口が5000年の時を越えて、真実を語ることはないであろう。現代科学での解剖結果に限界を感じた科学者らは、未来に更なる結果を託し、再び、冷凍保存されたことを伝え、番組は終えた。

   このミイラが発見された山岳は、三大文明発祥の地と全く異なる地である。このミイラは未来に何を語ってくれるのであろうか。

アイスマンの峠写真

 

※ アイスマンの発見された山岳地帯

コメントはまだありません | 村上 洋一

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