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先日の北海道新聞でも紹介されていた、昨年の年間ベストセラー第2位になったノートルダム清心学園の渡辺和子理事長の著作です。

先生は、旭川生まれの86歳で、9歳の時、2・26事件で父親である渡辺錠太郎陸将が目の前で43発の弾丸を受けて殺害されるという痛ましい経験をされ、その後、36歳の若さでノートルダム清心女子大学の学長に就任し若き学長故の様々な苦労を経験され、50歳で鬱病を患う等、多くの試練に遭遇しそれらを乗り越えられています。

シスターですから、キリスト教の教えが中心となって、幸福や成功について書かれていますが、その中で、「苦歴」という言葉がしばしば使われています。

学歴、経歴ではなく、自分がどのように苦労・試練に遭遇し、それを克服してきたかという「苦歴」こそが重要と強調されています。「人間が人間になってゆくためには、多くの挫折、悲しみ、苦しみを重ね、乗り越えていかないといけないのです。人生において大切なことは倒れないことではなく、起き上がること、そして倒れて起き上がることによって、強くなってゆくことなのです。」という表現は特に印象に残りました。

また、「置かれたところこそが、今のあなたの居場所なのです。置かれた場所に不平不満を持ち、他人の出方で幸せになったり不幸になったりしては環境の奴隷でしかありません。どんなところに置かれても、自分が変われば花を咲かすことが出来ます。置かれた状況の中で咲く努力をして欲しいのです。どんな境遇に置かれても輝けます。」と書かれています。

私たちは、様々な苦しい状況に遭遇することは不可避かつ当然なことだと思います。が、その苦しい状況は私たちの成長にとって必要不可欠なものです。責任を自分以外の国、社会、他人等に転嫁する傾向が強い現代において、人生において遭遇する全てを自分自身が選択したことを受け入れる潔さ、そして、その中で咲く努力をすることが重要であると再認識させられました。

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